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医療制度、医療事情 | |
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医療機関の選択 | 病院はいくつかのレベルに分類されており、レベルの高い順に三級甲等・三級乙・・・、一級となっています。三級甲等病院等の大病院は、CT、MRI等の先進的な医療設備を導入し、海外交流等でスタッフの教育が行われています。一般的に中国の病院は、治療費の前払いシステムが取られているため、現金を持参する必要があります。
北京には、外国人専用外来を持つ中国系総合病院や、英語や日本語で先進国と同様の医療が受けられる外資系クリニックがあり、その医療レベルも経済成長と共に進歩しています。 大病院では「特需問診」という外国人専用窓口があり、病院を利用する場合は、「特需問診」のある大病院を利用した方が良いでしょう。外国人がよく利用する外資系クリニックは、日本人医師が常駐していたり、日本語通訳サービス等のサービスが充実しています。 一方、地方都市では、外資系医療機関はほとんどなく、未だ十分な医療が受けられるとは言えません。特に農村部では、衛生状態も悪く、本来治療の必要がないような比較的軽い病気でも死亡例の報告が見られます。(外務省HPより抜粋) |
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医療費 | 外資系医療機関では、日本よりはるかに高額の医療費(緊急入院一日10~20万円、日本への移送数百万~一千万円)を請求されることもしばしばです。ただし、ほとんど全ての医療機関は海外旅行者保険が使用できますので、たとえ短期であっても、これらに加入しておくことを強く勧めます。
中国系病院を受診する場合、日本と大きく違うところは、一般的には最初に窓口で掛号費と呼ばれる受付料を支払い、診察医を指名(医師のランクにより診察料が異なる)します。この時、カルテ作成料として1~5元(15~75円相当)を別途請求されることもあります。また、入院や検査が予定されている場合は、受付時に保証金を預けなければならないことも多く、この金額はまちまちですが、長期入院が必要と判断されると5万元(75万円相当)程度要求する病院もあります。ただし、これらの現金も、保険に加入していれば必要ない場合もありますので、保険加入時にはキャッシュレスサービスが付加している保険を選ぶ方がより安心と言えるでしょう。 一方地方の場合、総じてそれほど医療費が高くない代わりに、保険が使用できる医療機関も少なくなります。(外務省HPより抜粋) |
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